予想額は200万円

実は思わぬ副産物だったのが、番組スタッフさんの手で色紙が整理されたこと。数か月お預けしている間に、解読され、ジャンル分けされ…「825枚ありました!」とディレクターからご連絡いただいたときには、恥ずかしながら「えっ、そんなに!」と驚きました。
番組では150枚ほどをパネルに並べて収録しましたが、圧巻の一言でした。

その一部をごらんに入れましょう。

衝撃の鑑定結果‼ 映画誌「ロードショー」の“お宝サイン色紙”を『開運! なんでも鑑定団』に出品してみた_4

アラン・ドロンのサインは、世紀の二枚目らしい端正さ。しかし「お悔やみ申し上げます」と書いてあるのは、冗談なのか皮肉なのか…。
【訂正】フランス在住の方から「Ma plus vive sympathie」は「心をこめて」の意、しかもかなり熱烈なニュアンスですとご指摘がありました。申し訳ありません。お詫びのうえ、訂正いたします。

衝撃の鑑定結果‼ 映画誌「ロードショー」の“お宝サイン色紙”を『開運! なんでも鑑定団』に出品してみた_5

以前にも記事に出しているけど、一生懸命書いてくれたカタカナがどう見ても「ヅョニー」で愛しいジョニー・デップ。

衝撃の鑑定結果‼ 映画誌「ロードショー」の“お宝サイン色紙”を『開運! なんでも鑑定団』に出品してみた_6

一方ジャッキー・チェンはさすがに日本語も書き慣れている。BEST REGARDS(敬意を込めて)つき。

衝撃の鑑定結果‼ 映画誌「ロードショー」の“お宝サイン色紙”を『開運! なんでも鑑定団』に出品してみた_7

新年の挨拶が書かれたこれは…クリント・イーストウッドです! 色紙でないので、ロサンゼルスでもらったものと思われる。

衝撃の鑑定結果‼ 映画誌「ロードショー」の“お宝サイン色紙”を『開運! なんでも鑑定団』に出品してみた_8

これは『スピード』の…キアヌ・リーヴス! 大ブレイクを果たしたばかり、勢いの良さが伝わってくる。

衝撃の鑑定結果‼ 映画誌「ロードショー」の“お宝サイン色紙”を『開運! なんでも鑑定団』に出品してみた_9

え、ナニコレ…ふざけてんの?と思わせるこちらは、現代の“世紀の二枚目”ジョージ・クルーニー。…やっぱりふざけてるのかもしれない。


めくるめくサイン色紙の世界…その魅力が少しはおわかりいただけたでしょうか。

さて、気になる鑑定額はいくらだったか。
収録前に調べてみたところ、ネットオークションでのジョニー・デップのサイン色紙が5,000円で落札という記録があり。故人のものはもっと高額だろうけど、あまり有名でないスターの分も混じっている。
ならしてみると4枚で1万円くらい? すると800枚で200万円…もう少し多いとうれしいなと思いながら、出演したのですが…。

結果はもちろん放送でご確認ください! 

スタジオでは、「ええっ、あの人の!」「このスターは大好きだった!」と、MCの今田耕司さん、福澤朗さん、片渕茜アナウンサーや、鑑定士の方々、みなさんがものすごい食いつきを示してくださいました。

スターの魅力あふれる表情から思い出の映画の場面までよみがえらせてくれるサイン色紙。
一生懸命集めてきた編集部の先人たちやご協力くださった人々に感謝いっぱいで、胸が熱くなる収録でした。