日本の元号を変えたほどの“お金”のご利益をいただく
埼玉県秩父市 聖神社(ひじりじんじゃ)
金運を授かれる神社としてもうひとつおすすめしたいのが、埼玉県秩父市にある聖神社。
聖神社が鎮座するここは、日本で初めて天然の銅が発見され、産出されたところです。
西暦708年、秩父で発見された自然銅(にぎあかがね)が朝廷に献上された際、元明天皇は大変喜んで、元号を「和銅」へと改元。そして、秩父産の銅で、日本最古の流通貨幣「和同開珎(わどうかいちん)」が作られました。
聖神社の神様のお使いである神使(しんし)は、ムカデです。なぜ神様のお使いがムカデかというと、銅を採掘するために1本大きなトンネルを作り、そこから枝分かれして掘っていったため、銅脈のかたちをムカデになぞらえた、など諸説あるようですが、ムカデは武将がこぞって使いたがったモチーフでもあります。
というのもムカデは足がたくさんあって戦闘力が高いイメージがあり、前にしか進まないことなどから武将に好まれたようです。我が国の貨幣の出発の地で、そんなムカデの強いイメージも追い風となり、聖神社では金運を掴んでいただけるのではないかと思います。