ラジオ収録は「ととのいきっちゃっていた」
ーー藤森さんのサウナ愛が炸裂しておりましたが、収録の感想を教えてください。
サウナに入って、YouTubeを撮って、その流れでラジオ収録するという、なかなかない収録の流れだったので、ラジオ収録のときには、正直もう、ととのいきっちゃってました。だから「しゃべれるのかな〜」と始まるまでは、ちょっと不安でしたね。ととのった上で、ほどよくゆるいトークができて、非常に楽しくやらせていただきました。
ーー収録中の飲み物はお水でもなく、お茶でもなく、ジョッキに入ったオロポ(オロナミンCとポカリをミックスしたサウナーに人気のドリンク)が運ばれてきていましたね。
スタッフさんも皆さんサウナ好きみたいで、お仕事をしているというよりはサウナの休憩室でみんなしゃべっている感覚でした。収録してんのか、談笑してるのかわからないくらい(笑)。一緒に番組を進行してくれる花山瑞貴ちゃんも、かなりのサウナ好きで、めちゃくちゃ楽しかったです。
ただ、楽しい一方で「どのくらいの人が聞いてくれるんだろう」って少々不安ではありますね。サウナ好きには聞いてほしいし、サウナに興味を持っている人にも「入ってみたいな」と思ってもらえたらいいですね。
ーーYouTubeの撮影を行った掘田湯の感想を教えてください。
堀田湯さんは80年ぐらいやっている銭湯なのですが、店長が変わってリニューアルしたての施設でした。一見、町にある銭湯なんですけど、入り口にはおしゃれなネオン管が使われていて今っぽい感じでした。ただ、中には富士山の絵があって昔からの良さは残ったままで、それがまたよかったです。サウナは外の外気浴スペースにあって、温度は100度、湿度40度の自動ロウリュウありでした。
ーー銭湯で自動ロウリュウありって珍しいですね。
そうなんですよね。銭湯って電熱サウナが多いのでロウリュウがあるのは嬉しいなと思いました。それに水風呂は水深160センチとかなり深くて、しっかり肩までつかれるだけでなく、全身で水風呂を楽しめるので、相当サウナ好きのことを考えて作られた施設なのかなと思いました。
サウナにハマったきっかけは父親の好きなものだったから
ーーそもそもサウナが好きになったのは、いつ頃からだったのでしょう?
小学生のときに、父親に連れて行ってもらったのが始まりでした。その時に「なんか好きだな」って思ったんです。学生の頃はお金がなかったので頻繁に行くことはできませんでしたが、働き始めて1人で行けるようになってからずっと行ってます。
ーー小学生の頃は今以上に「熱い」と思ってしまいそうですが…
たしかにめちゃくちゃ熱かったし、今のように何分も入ったりはできてなかったと思います。でも、めちゃくちゃ親父っ子だったし、自分が大好きな親父が好きなものだから好きになったんです。親父が汗かいている姿を見て「かっこいい!」って思ってました。
ーー最後に番組を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。
サウナ好きの方にはもちろん、これからサウナを好きになりたいという人にも聞いてほしいです。それから、2回目と3回目のゲストに来てくださったナイツの土屋さんには、ぜひまた来てほしいですし、いろんな方が遊びに来てくれたらなと思います。
取材・文/於ありさ
写真/小川遼