2人が惚れたどんぐりたけしのギャグ
――漫才を見に来ているお客さんにウケるというのは、怪奇!の「プレイヤーチェンジ」というフォーマットがギャグをわかりやすくしているからのように感じます。
どんぐり やっぱり見やすさはブリッジなのかなあ。ギャグが終わりましたよの合図があるという。
アキト トリオでやっているときのネタは、ブリッジの色が濃いかもしれないですね。
どんぐり 「ムール貝」に至ってはもともと僕のギャグですしね。これをギャグとギャグの間に入れてみたらどうだろう、と思って。
――ムール貝のネタはどんぐりたけしさん発信なのですか?
どんぐり ピン芸人だけを集めた「すだちマッカーサー」っていうライブがあって。
サツマカワ いいよ、その名前出さなくて(笑)。
どんぐり そこでピンネタとして披露して、お客さんは笑ってなかったんですけど、後ろで見ていた2人だけ笑ってて(笑)。
アキト 俺としては超おもしろくて(笑)。
どんぐり でも1人でやってるとどうもパンチが足りないなと感じていて、3人でやってみませんかと提案しました。2018年に入賞した、大阪の今宮戎神社主催の「今宮戎 マンザイ新人コンクール」のときですね。
アキト 懐かしいですね。それがのちに、ネタ中に勝手に名前を出したサマンサタバサのホリデー親善大使就任につながるとは……。