三の輪湯名物タイルアートは工事ミス!?
三の輪湯の名物といえば浴室のタイルアート。銭湯の壁絵といえば富士山が定番であるが、ここでは洋風の仕上がりになっている。女湯はロマネスク調の宮殿、男湯はヨーロッパ風の花畑のタイルアートがそれぞれ楽しめる。
「父と母が2人で画集を見ながら選んだようです。でも実は、予定では男湯と女湯の壁絵は逆だったんですよ。女湯側を花畑にしたいと母が言っていたのですが、工事を途中までやって気づいた時にはもう遅かったようで…」
なんとタイルアートは本来男女逆だったというのだ。確かに言われてみれば花畑より宮殿のデザインの方が男湯らしさを感じる気もするが、今ではそのタイルアートが名物となっており、その独特の空間は唯一無二の存在だ。
その他にもロビーの窓枠や脱衣所のステンドグラスなど、三の輪湯には洋風要素が満載。ぜひ足を運んで、洋風ポイントを見つけてほしい。