株式会社が上場するメリットとデメリット

◎[資産増大]時価総額(株価)が上がり、上場前に投資をしていた創業メンバーや投資家が大金を手にできる(…というのをエサに仕事をめっちゃ頑張らせます)。
◎[知名度向上]新規の株主が増えることで知名度が向上、取引先の開拓に繋がり、売上げアップにつながる。
◎[採用強化]“上場企業”というブランドが手に入り、新しい人材を採用しやすくなる。
◎[事業拡大]新たに調達した資金で日本全国へ広告を出したり、新規事業を起こしたりできる。
◎[利益拡大]株主総会が公開され、経営陣へ(良い意味で)監視の目がいくのでより経営努力を増大させる。

つまり…上場すると経営が上手くいくのです。そして世の中に価値がある 商品/サービスを生み出し、ユーザーを幸せにする、新しい雇用も生まれる、国への納税も増える、社会全体が幸福になる!…ということを目指しています(残念ながら、上場ゴールで創業者が情熱を失ってダメになってしまうケースもあります)。

上場のデメリットもあります。株主が経営に(悪い意味で)口を出してくるリスクがあるため、あえて上場しない企業も多数あります。例えばアパホテルは上場しないと公言しています。株式公開による資金調達をしなくても「常に儲かり続けているので外部のお金は要らない」というわけです。