「怖い思いをしたこともあったとも話していました」
店の実態について、現地事情に詳しいライターはこう話す。
「シドニーは性産業に比較的寛容な街です。ストリップや街娼、本番行為を伴う店もあります。客層は欧米系だけでなく、中国系やアジア系の観光客も多いですね。
料金は一般的に30分2万円前後から60分5万円程度、24時間営業の店も珍しくありません。客がいない時間に寝て、呼ばれたら接客する。そんな生活です」
マナミさんは後に家族にも現地での生活についても話していたという。
「思った以上に体力的にきつかったそうです。お客さんによっては何度も指名してきたり、しつこく連絡先を聞いてきたりすることもあった。『怖い思いをしたこともあった』と話していました」(マナミさんの親族)
前出のライターもこう続ける。
「シドニーには『GINZA』という名前の店もあるくらい、日本人女性の人気は高いです。気に入られて付きまとわれるケースも珍しくありません」
マナミさんは当初、現地の銀行口座を持っていなかった。そのため報酬はすべて現金で受け取っていた。帰国すると成田空港で換金し、そのまま伊良波容疑者が働く店へ向かったという。
「帰国した日にそのまま店へ行ったこともあったそうです。本人は『稼いだお金を全部持っていった』と話していました」(マナミさんの関係者)
その後、ワーキングホリデービザを取得したことで現地口座を開設。報酬は銀行振込で受け取るようになった。
以降の約2年間、マナミさんは日本にいる時間より海外にいる時間の方が長かった。
「シドニーやトロント、台湾など各国の店を転々とする生活だったようです。最初の店で稼げなくなると、オーナーの紹介で別の国へ移る、その繰り返し。トロントは特に寒く、『マイナス20℃の日もあった』と話していました」(同前)














