優季容疑者は消防団の捜索場所の情報を察知して遺体を移していた?
府警は死体遺棄の詳細な時間帯を明らかにしていないが、3月23日朝に結希君を殺害した容疑者は午前中には妻と一緒に車で学校へ行っている。結希君の遺体を自宅の裏山に遺棄した後、何食わぬ顔で家に戻って妻と顔を合わせたか、あるいは遺体を車のトランクなどに隠したまま再び学校前まで行き、警察への通報で騒ぎになった後に裏山に遺棄したかのどちらかだとみられる。
「遺体を裏山に遺棄した後、少なくとも3回移動させて計4か所を点々とした理由についての供述も府警は明らかにしていませんが、発見を遅らせる目的だったとみられます。そしてそれは一時“成功”しました。
ランリュックが3月29日に目につくように捨てられていたのが見つかった峠道は、その前に数日間、消防団が捜索をしています。ここに遺体を置いたままだったらその時点で見つかっていたでしょう。このため消防団の捜索場所に関する情報を優季容疑者が察知して遺体を移していた可能性も視野に慎重に捜査が行なわれているとみられます。
そして消防団が峠道の捜索を終えた後に容疑者はランリュックを捨てに行き、捜査をかく乱しようとしたようです」(地元記者)
優季容疑者は再婚後に、結希君の母親の実家で暮らすようになった。その安達家を知る友人は、「結希君がいなくなった翌日には、母親を除く家族は結希君と仲が悪かった旦那(優季容疑者)が怪しいと思い始めていました。だから捕まるまでの間、容疑者と一緒に生活していたのは怖かったと思いますよ」と話した。
優季容疑者は、唯一自分のことを信じていたとみられる妻の前では、結希くんを心配する風を装いながら、彼女の目を盗んで遺体や遺品を運んでいたようだ。殺害だけでなく、その後3週間も続いた隠蔽工作の間、何を考えていたのか、徹底的な解明が求められる。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













