本当に「衝動的」な行動だったのか…
だが、優季容疑者は普段しなかった結希君の学校への送りをこの日だけしている。学校のそばまで行っても車から降ろされなかった結希君とさらに車内で少なくとも20分間一緒にいた後、トイレに入って首を絞めたことが事実なら、それは本当に「衝動的」な行動だったのか。
昨年12月に実母が再婚した相手である優季容疑者のことを結希君は「家に変なオッサンがいるのはかなわんわ」と周囲に口にするなど、2人の関係は悪かったとみられる。(#16)
府警は殺意を抱いたのが実際はいつの時点だったのか、慎重に調べているとみられる。
殺害後、優季容疑者は自宅へ帰り、結希君の実母である妻を乗せて再び学校へ向かった。卒業式が昼頃に終わるため、妻に対して迎えにいくふりをしたことになる。
そしてこの日の昼前、学校から妻に「結希君が登校していない」旨の連絡が入ると、容疑者はすぐに結希君が行方不明になったと110番した。ここから偽装工作を本格化させるが、学校からの連絡前に自分の関係先に対し「子どもがいなくなった」と電話を入れていたことが発覚しており、工作は最初から破綻していた。(#17)
「供述では、容疑者は殺害当日から2日間のあいだに、結希君の遺体を自宅近くの裏山から、3月29日に通学用のランリュックが見つかった峠道付近、さらに4月12日にスニーカーが見つかった付近の山中へと次々と移しています。
この数日後にまた、4月13日に府警が遺体を発見した場所に移動させたほか、ランリュックもスニーカーも自分が捨てた、と自供しました。いずれも車で動き回っていたようです」(地元記者)













