私がなぜ緊張しないのか
取材の場合、当然のことながら私がインタビュアーになるが、インタビュアーが緊張したらおしまいである。英語が母語ではないといっても、インタビュアーが緊張してはいけない。相手から見ると、英語が私の母語であるかどうかは関係ない。
緊張しない方法は意外に簡単で、“self-confident enough”になることである。
そのためには「訊くべきことが明確であること」、「それに対する回答が不十分であったとき、それを判断できるだけの知識や情報が十分あること」が必要である。
しかし、相手にはぐらかされた場合でも、問い詰めるようなことはしない。問い詰めるのを趣味としているような記者もいるが、それはとんでもない勘違いである。相手を怒らせてはいけないというインタビューの大原則を破っているからである。
“self-confident enough”とは、<緊張しないで済むほどの自信を持っている>という意味だ。
もしあなたが“Your English is good enough.”とネイティブに言われたら、「心配するな。十分通じているよ」というポジティブな意味の場合もあるが、微妙な顔をして言われると「上手とは言えないけど、必要最低限はできている」というニュアンスである。
私がself-confidentではなく、enoughをつけたのは準備が一定レベルを超えていれば、自信を持つことができるということを言いたいからである。













