ひきこもりから出て元気に働いていると伝えたい

めちゃコマではプログラミング講座やホームページ制作を主な業務として行っており基本的に在宅勤務だ。現在は正社員が3人、アルバイトが4人いるが、スタッフの入れ替わりは激しい。

「うちって、良くも悪くも、めちゃくちゃやさしい会社なんですよ。やりたくないことは断っていいよと言われるから、成長しないんです。

ひきこもりっぽさが抜けないまま働いていて、こだわりや思い込みが強くなり過ぎて、自分から辞めてしまった人もいます。

人と話すのが苦手で積極的に動けない人たちは、一度業績がすごく悪くなったときに会社を去らざるをえなくなっちゃいました」

岡田さんは大学を10日で行かなくなり、その後10年ひきこもり生活をした(撮影/集英社オンライン)
岡田さんは大学を10日で行かなくなり、その後10年ひきこもり生活をした(撮影/集英社オンライン)

あくまで株式会社なので、利益を出さなければ事業を継続できない。仕事上でのコミュニケーションも必要だ。

当たり前のことだが、ひきこもっていて社会経験が少ない分、難しいと感じることもたくさんあるだろう。

そんな中、岡田さんは勤続6年を超えた。辞めていった人たちと何が違うのか。

「私は自分が成長したかったんです。でも、根が怠け者なんで、追い詰められないと動けない。だから、苦手なところに無理して突っ込んで行ったんです(笑)」

その一つが毎週更新しているYouTubeの「めちゃコマチャンネル」。4年前に会社から打診されたとき自分から「やります」と手を上げた。

「自分がひきこもっていた当時、欲しかったけど見つからなかった情報を伝えたいと思ったんです。

ちゃんとひきこもりから出て、元気に働いている人がいるんだよって。最初は自分の経験を話しました」