学校に苦情電話も…
──学校からは活動について何か言われたりしませんか。
入学式後、最初の保護者面談に出席した際に、先生にはご挨拶させていただくとともに「戦記というブログを運営しています」と説明しました。担任の先生は、私の存在を認識してくださっていました。
学校に迷惑がかからないように活動をするとお約束をして、学校側も寛大に受け止めてくださったように思います。女子難関校はとかく閉鎖的で保守的なのですが、娘の学校は学習カリキュラムや探求活動内容を積極的に情報公開している珍しい方針です。
──その後、特にトラブルはなかったですか。
私にはアンチも多く、いろいろな攻撃を受けるのですが、娘の学校に対する嫌がらせがあったこともあります。具体的には「戦記氏が娘さんの成績を公表するのは、プライバシーの侵害にあたるため児童相談所に通報する」と匿名での苦情電話があったときですね。
一見ロジックがきちんとしているので、賢いアンチの方だなと思いました。とはいえ、私が公表している成績は、娘が“同学年ではなく上の学年”と東大模試や共通テスト模試や英検で戦った結果が中心ですので、成績と言われても微妙ですよね。上の学年と競った結果を成績と言われても。
また、僕が娘の学校名を正式に公表したことは一度もありませんし、そもそも学校は僕とは無関係なので学校に苦情を言うのは筋違いです。そこで、「学校への偽計業務妨害の可能性が出てくるので気を付けてね」とツイートしたら嫌がらせもなくなりました。
「くだらない話もしますし(笑)」
──ところで戦記家の家族だんらんは非常に想像しづらいものがあるんですが、どのような感じか教えてください。
普通だと思いますよ、くだらない話もしますし(笑)。ただ家族全員が日経新聞を読んでいて、娘はそれに加えて毎日小学生新聞も好んで購読しています。雑談のなかで、ニュースに関連する話題が飛び交うことは普通の家庭よりも多いかもしれません。
あるいは、そのときホットな場所やそれに関連する場所を次の家族旅行先を決める軸にしたりもしますね。例えば、ChatGPTを開発したOpenAIが話題だからカリフォルニア旅行をした際にOpenAIの創業の地を訪問してみよう、みたいな計画の立て方です。
──知識が紐づいていくうえで重要そうなプロセスですね。
そうですね。思えば中学受験のときも、当時の学習内容とリンクした旅行先を選びました。当時小4の娘と「関ヶ原に行ってみたいよね」という話になり、親子で自転車を輪行して新幹線で東京から岐阜羽島まで運び、そこから関ヶ原古戦場をサイクリングしました。2人で「徳川家康最後陣地」で島津義弘敵中突破ごっこをしたり(笑)。
でもそういうのは忘れにくいですから、学習効率を高めて、知識と経験を紐づける大切なことなのではないかと考えています。













