「年齢は数字にすぎない」と思いたいけれど
年齢は、単なる数字にすぎない。同じ年齢でも、人によって経験値や感受性は全く異なる。相手の年齢に対する固定観念をいったん取り払って、まずは相手の内面を知ろうと努力することが、中年期以降の婚活において大事なことなのではないだろうか。
「僕も『年齢は数字にすぎない』と思っています。でも婚活の現場では、その数字が現実を左右します。相手が同年代ならまだしも、10歳以上離れていると、どんなに話が合っても、恋愛対象としては見てもらえないことが多い。それがつらいところです。
恋愛や結婚で大切なのはお互いの価値観のすり合わせである、と言われますが、出会いの段階で年齢だけで判断されてしまうので、そもそもすり合わせの段階までたどり着かない。
何度も『今回こそは……』と思っても、結局年齢が理由で終わってしまう。自分ではどうしようもない要素だけに、余計に割り切れない。それでも僕は、婚活を続けています。もう『疲れた』と思うこともありますが、やっぱり諦めたくないので」
独身だと、性的な面での寂しさを感じる時がある。
「20代の頃は、性的な欲求を満たすことよりも、男同士で盛り上がるために夜のお店に行っていた記憶があります。かつては年に2~3回程度、風俗のお店に行くこともありましたが、コロナ禍以降は一度も行っていません。たまにDVDを見たり、動画をダウンロードする程度です。
性的な欲求については、だいぶ弱まっているなと感じていますが、やはりそうしたことも一緒にできるパートナーが欲しい、と思うときはあります」
文/坂爪真吾













