タワマンにアメ車…華やかな“パワーカップル”ライフ

2回目の結婚は33歳のとき。お相手は、スキーボードの大会やイベントで“お馴染み”の1歳上の来場客だった。

「生まれも育ちも東京のど真ん中という“超都会っ子”でしたね。一部上場企業の社員で、真面目で紳士的、コミュ力も高くて、イケメンで優しい…自然に惹かれていきました」

出会いから5年を経て交際に発展し、その1年後に結婚。2人は北関東の中核都市へ移り住み、駅前のタワマンに、アメ車とRV車の2台持ちという、“パワーカップル”さながらの新婚生活がスタートした。

内田さん自身も地元のラジオ局のアナウンサーへと転身し、「生放送終わりにバーで一杯ひっかけてタワマンへ帰る」という華やかな日々を送っていた。

2回目の結婚時に地元局のアナウンサーに転身した内田さん
2回目の結婚時に地元局のアナウンサーに転身した内田さん

しかし、そんな順風満帆な生活は、7年で終わりを迎えることに。原因は、夫の“気の多さ”だった。

「仕事柄、県内に知り合いが多いこともあって、あちこちから夫の“浮気情報”が電話やメールで私のスマホに飛んでくるんですよ。多いときで1日数件も…」

さらに決定打になったのは、夫が財布に入れっぱなしにしていた地元で有名なデートスポットの半券だ。

「完全にアウト。もう隠す気ないじゃんって感じでしたね」

それでも結婚5年目、37歳のときに待望の長男が誕生。「目に入れても痛くない天使みたいな存在」という息子のために、一度は夫の浮気を見過ごした。しかしその後も“浮気情報”がひっきりなしに寄せられ、ついに限界に。結婚8年目、40歳で2度目の離婚を決断した。