何を言っても上司や人事課に信用されず…
仕事面だけでなく、私生活についても誤解を生むような事態が生じたというAさん。誤解はすべて解けなかったという。
「春に五條市に引っ越してきて、すぐに夏になりますし暑い間は水風呂ですまそうと考え、ガス会社と契約をせずにいました。家に来る契約の案内のハガキも無視していたら、ガス会社の人が市役所の窓口まで来たのです。
そのことが問題になったのですが、私が『お金を払っていないのではなく、契約をしていないだけです』と言っても最初は信用してもらえませんでした。これはのちに信用してもらいましたが、『ガス会社に迷惑をかけている』と私が悪いことになってしまいました」
他にもあらゆる物事がAさんにとって都合の悪いほうへ動いていった。話を聞けば聞くほど、失敗も多く誤解されがちなAさん。処分を受けた決定的な理由について何か思い当たるフシがあるのか。Aさんに尋ねてみた。
「私に対する当たりがきつくなった時期に五條市役所での仕事はもう続けられないと思って、他の地域の自治体の面接を受けようと、その自治体の人事課にメールを送ったことがあるんです。それがまさか、面接を受けたい自治体ではなく五條市の人事課に送ってしまっていて……。そういったことも辛く当たられた理由のひとつかもしれません。
11月21日に正式に免職通知をもらいましたが、免職理由には『勤務態度及び公務外において公務員として相応しくない行動があり、指導したにもかかわらず改善されていないため、公務員としての適格性を欠くと判断する』と書かれていました。人事課もはっきりとした言い方はしませんでしたが、事務のミスやガス会社のことなどは面談時に言われました。
あとは市役所内で車の事故が起きたときに、その事故について業務時間中に市役所職員の同僚と1、2通ほどメールのやり取りをして、それが服務規程違反にあたるという話もされました」
しかし、Aさんはこの免職理由に納得がいっていないという。
「私はこれまで無遅刻無欠席でしたし、仕事をこなすのは早くなかったかもしれませんが業務に真面目に取り組んでいました。服務規程違反と言われたメールの件にしても事故があった日はメールをしましたが、いつも業務中にメールをしているわけではありません」













