「ポリステレショッピングの巻」(ジャンプ・コミックス第160巻収録)
今回は、新葛飾署がケーブルテレビではじめた通販番組……テレビショッピングが話題を呼び、大盛況となるお話をお届けする。
通信販売のルーツはというと、一説によると、19世紀の開拓時代におけるアメリカが発祥と言われている。広大な国土に広がった開拓民や農民の買い物需要に応えるため、メールーダーによる通信販売がはじまった。
ちなみにメールとは、もちろん物理的な紙製のものだ。整備されつつあった郵便網を使い、数百ページおよぶ分厚いカタログを送り、注文を受け、品物を発送するのだ。大手通販会社シアーズ・ローバックのカタログは、アメリカで「聖書の次に読まれている本」と称されるほど生活に密着していた。
しかし、やがてラジオやテレビといった放送媒体が登場すると、その圧倒的な強さを発揮。アメリカでは1960年代、日本では1970年代にテレビショッピングがはじまった。
日本のテレビショッピングはワイドショー、バラエティ番組の中の1コーナーとしてはじまり、やがて専門の番組が次々と制作・放送されるように。司会者やタレント、視聴者&消費者と「称する」人々が入れ替わり立ち替わり小芝居をしながら商品の実演や解説を行い、個数や販売期間の限定性を謳いながら電話で注文を受けつける。
通販と言えばネットが当たり前になってすでに数十年が経過したが、それでも高齢者を中心に、テレビショッピングのユーザーは存在し続けている。
テレビ局としては、持ち込み番組ならCMと同じで制作費がかからず、局制作の番組でもローバジェットで制作が可能。さらに放送時間をたっぷりと埋められる……というわけで、局にとってテレビショッピングは欠かせないものになっているようだ。
ちなみにテレビ局は、番組で紹介した商品のネット注文を受けつける販売サイトを設けている。オールドメディアと呼ばれて久しいテレビだが、たとえネット通販でもその一次情報源はテレビの番組やCMである点はおもしろい。
それでは次のページから、口八丁手八丁な両さんの商才が活かされる!? テレビショッピングの顛末をお楽しみください!!



















