カフェインをお休みしてみる

カフェインを含むコーヒーや紅茶。その香りと味にほっと一息つく。そんな一時の幸せは何にも代えがたいものです。本来このような嗜好品はその人を幸せにするために存在するはずです。

しかし問題は多くの人が、体調不良をごまかすために無意識のうちに「ドーピング」としてのカフェイン摂取に依存していることです。つまり体を酷使するために使ってしまっているのです。ほっと1杯ではなく、パフォーマンスを維持するために何杯も浴びるように飲んでいる人もいます。

みなさんにカフェインをなぜそんなにとるのか尋ねてみると、「体をシャキッとさせたいから」「眠気を吹き飛ばしたいから」「元気を出したいから」とおっしゃいます。

写真/shutterstock 写真はイメージです
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ちょっとここで考えてみてください。「コーヒーを飲まないと元気が出ない」ということは、コーヒーなしではもう動けないほど疲れているということです。

コーヒーや紅茶などの飲み物をとることそのものが問題なのではありません。カフェインをとらないとシャキッとしない、だるくて眠くなってしまう、その体の状態こそが問題なのです。

エネルギー切れのサインをカフェインでごまかしていると、つねに交感神経が優位になりっぱなしで疲れがとれず、その疲れをごまかすためにさらにカフェインに頼ってしまう。すると体調はますます悪化していきます。