自律神経と体調
私たちの体調には自律神経が大きく関わっています。交感神経と副交感神経がバランスよく働いて体調が安定していると、朝はすっきり起きられ、仕事に集中でき、気分も安定して快適な1日を過ごすことができますし、休みの日も、心ゆくまで出かけたり遊んだりできます。
しかし自律神経が乱れてしまうと心身にさまざまな症状が現れます。
とはいえ、現代において自律神経は乱れがちです。自律神経は外界の変化、たとえば暑さや寒さでも乱れます。そこに過労、睡眠不足、環境の変化、暴飲暴食、偏った食事が加われば自律神経はさらに乱れてしまいます。
また、精神的なストレスも自律神経を乱す大きな要因です。職場の人間関係、家族関係、パートナーとの関係……。そして過去の経験、養育者との関係から自己肯定感が下がってしまった人。
いつもダメ出しをされたり、見捨てられ不安がある場合、自覚はなくてもつねに気を張って生活することになります。その結果、交感神経優位な状態が長くなり、自律神経の乱れから心身に不調が出やすくなります。













