理想的な3人の男友達は?
色恋抜きで男性と向き合う楽しさに目覚めつつある今日この頃。
最近、私はこんなことを思っている。
「女が一人で生きていくには、支え合える女友達は絶対に大事だし必要。でも、そこに男友達があと3人加わったら、私の人生はもっと楽しくなるのかもしれない」と……。
その3人は具体的にどんな男友達がいいのか。
理想としては、まず、私の男好きな心を癒してくれるビジュアル担当のイケメンは一人欲しいところですよね。
芸能人で言うなら、坂口憲二さん。
家の扉がガタついたり、網戸が外れたりしたときに、「カヨ姉、いいかげんにしてくれる」って笑いながら駆けつけてくれて。
パパッと手際よく直してくれるんですよ。
ああ、でも、そのときはちょっと性的な目で見ちゃうかもなぁ。
でも、大丈夫、見るだけだから‼︎
ほんのちょっといやらしい目で眺めるだけだから‼
二人目は、リアルなところで言うと、おぎやはぎの小木さんかな。
小木さんはすでに仲の良い男友達なんですけど、粗雑でぶっきらぼうで、人として見下せるところが多々あるから、私も気を遣うことなく言いたいことが普通に言えるんだよね。
また、奥さんやお子さん含め、家族ぐるみで仲良くさせてもらっているので。
歳を取って寂しくなったら家族の食卓に混ぜてもらって、「しょうがないなぁ。大久保さん、うちで暮らす?」の一言を待つっていう。
老後の家族枠ですね、ハイ。
最後の一人はどうしようかなぁ。
旅行やドライブに連れて行ってくれたり、私の好奇心と行動範囲をぐんと広げてくれる年下の男友達とかいいな。
プライベートな会話はツッコまれるほうが好きなので。
一緒にラジオをやっているトンツカタンの森本君とか、パンサーの向井君もいいな。
でも、二人はちゃんと気を遣ってくれそうだから。
そうなると、ラバーガールの飛永君あたりがいいのかも。
飛永君はね、いい塩梅の気の遣わなさ加減が心地よいんですよ。
もちろん先輩としてリスペクトしてくれているとは思うんだけど、ちょっと舐めている感じもあって。
「大久保さん、それやるんですか?」って蔑んだ目で見てきたりして。
でも、そこで生まれる軽口の叩き合いも楽しかったりするんだよね。
年齢を重ねるにつれ恋愛やトキメキからは縁遠くなっていく。
それは寂しいことだけど、その代わりに男友達は作りやすくなっていく。
今はまだまだ少ないけど、新たな男友達、これからどんどん増やしていきたいよね。
聞き手・構成/石井美輪 題字・イラスト/中村桃子 撮影/露木聡子