“冷たく感じるだけ”は危険? SNSで「冷感グッズ」問題が話題に
東京都心で早くも今年最初の猛暑日を記録した。気象庁が発表した最新の1か月予報によると、7月中旬にかけて全国的に平均気温が平年よりも高めになると予想されている。まだ地域によっては梅雨入りして間もない時期にもかかわらず、急な気温の変化に見舞われて体調を崩す人も多いのではないだろうか。
コンビニやドラッグストア、大手スーパーなどではさまざまな熱中症対策のグッズが売られており、その種類も年々豊富になっている。そんな中、元ホームセンター店員と名乗るユーザーがXにこのような投稿をポストし、話題を呼んでいる。
「近年熱中症患者が爆増してますが、原因の一つに冷感グッズがあるっぽいです。メントールは脳をバグらせて涼しいと思い込ませてるだけで、体温自体は高いままなので突然倒れる事が。冷感ではなく冷却グッズを使いましょう。(缶タイプのスプレーや気化熱タイプのタオルなど)」
この投稿に対してXには、
「スーッとする冷感タイプのローション危険です。涼しい感じはするけど、皮膚温は高いまま。真の熱中症対策は、エアコンで室温下げた部屋で涼むこと。塩分取ったり、水分取ることは副次的な効果しかありません」
「去年あたりは冷感グッズが本当に多かった。冷却系のものがほとんど売ってなくて氷っぽいスプレー探すのにかなり苦労したなぁ。今年はどうなんだろ」
「去年の夏に先輩から冷感グッズおすすめされて真夏に1日だけスプレー使って外仕事していたら、水分どれだけ摂っても汗が出ず、熱が体にずーっとこもる感覚が続いて、最終的には手が震えてズボンのベルトが外せないくらいまでになりました。その一日だけで冷感グッズは2度と使わないと誓いましたね…」
など、共感の声が多くあがっている。