飛距離が絶対のびる下半身リードのダウンスイングは「手元を体の正面に置く」だけでいい! 飛ばなくなる原因となる手首の動きも解説〈てらゆー〉
飛ぶ人と飛ばない人との差が最も大きく出るのはダウンスイングを含めたトップからの切り返し。ここでエネルギーをギリギリまでためられる切り返しに大事な2つの要素とは?
『効率のいい動きで曲げずに飛ばす! てらゆーのゴルフ飛距離アップ大全』(KADOKAWA)より、一部抜粋・再構成してお届けする。
『効率のいい動きで曲げずに飛ばす! てらゆーのゴルフ飛距離アップ大全』#8
振り遅れとは手元が体の正面から外れること
「切り返しでは下半身から動き始め、捻転差をさらに大きくしましょう」というレッスンをすると、ゴルファーから、「そうすると振り遅れてしまうのでは?」という質問を受けることがあります。しかし、これは大きな勘違いです。
そもそも“振り遅れ”というのは、体の正面から手元が外れることによって生じます。どんなに捻転差が大きくなっても、手元が体の前にあれば振り遅れにはならないのです。
言い換えれば、捻転を深くしても、手元は体の正面に置いておくことが大事だということ。せっかく作った大きな捻転差を無駄にしないためにも、切り返しからダウンスイングでは、手元が体の正面から外れないように意識しましょう。
OK:手元が体の正面にあるスイング
『効率のいい動きで曲げずに飛ばす! てらゆーのゴルフ飛距離アップ大全』より
NG:振り遅れのスイング
『効率のいい動きで曲げずに飛ばす! てらゆーのゴルフ飛距離アップ大全』より
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文/てらゆー サムネイル/Shutterstock
『効率のいい動きで曲げずに飛ばす! てらゆーのゴルフ飛距離アップ大全』(KADOKAWA)
てらゆー (著)
2025/3/1
2,200円(税込)
176ページ
ISBN: 978-4046074287
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