振り子と捻転差で飛距離はほぼ決まる

ほとんどのゴルファーは、飛ばすためには体重移動が必要だと考えているのではないでしょうか。アマチュアゴルファーの中には、必要以上に体を左右に揺さぶってスイングしている人が多いように感じます。

確かに、体重移動は大事です。しかし、体重移動以上に大事なものがあります。それは、手を含めた上体の動きです。実際、ここまでにお話しした、〝振り子の動き〞と〝捻転差を作る動き〞ができていれば、ヒザ立ちで打っても7割程度の飛距離は出るのです。

もし周囲の安全が確認できるところがあれば、一度ヒザ立ちで打ってみてください。また、それで通常の7割以下しか飛ばない場合は、もう一度、振り子と捻転差を再確認してください。

POINT:捻転差をしっかり作る
ヒザ立ちだと腰は45度まで回すことができないが、肩は90度近くまで回すことができるので、むしろ普通のスイングよりも捻転差は大きくなる。ヒザ立ちスイングは捻転差チェックにもなるのでやってみよう

POINT:2つの振り子が飛距離を生む
ヒザ立ちでも、二重振り子スイングは可能。捻転差を作ると同時に、2つの振り子をしっかり使えば、平均飛距離の7~8割は飛ばせるようになる。逆に、7割以上飛ばせない場合は、上半身の動きに問題ありだ

『効率のいい動きで曲げずに飛ばす! てらゆーのゴルフ飛距離アップ大全』より
『効率のいい動きで曲げずに飛ばす! てらゆーのゴルフ飛距離アップ大全』より
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