下半身から動き出せば捻転差はさらに大きくなる
切り返しからダウンスイングでもう1つ大事なのは、テークバックからトップで作った捻転差をできるだけキープし続けることです。
トップでは腰を45度、肩を90〜100度回して、捻転差を作りましょうという話をしましたが、この捻転差をすぐに解かないことです。もっといえば、上半身を残したまま下半身を先に動かす。そうすれば、50度前後だった捻転差がさらに大きくなり、より大きなエネルギーが生まれます。
ほとんどのゴルファーはこのようにトップよりも大きい捻転差を作ることができず、それどころか、切り返しと同時に上半身も回り始めてしまうため、ヘッドスピードが上がってこないのです。