振り子習得ドリル:2ヤードアプローチ
やり方:■自分が加える力はゼロで、ヘッドの重さだけで振る
対象者: ■アプローチが苦手 ■力が入りすぎてしまう
効果: ■ヘッドの重さを感じられる ■クラブに任せて打つ感覚が分かる
ウェッジでのアプローチだが、2ヤードの距離を打つ。クラブヘッドの重さだけで振ることが大切だ。短い距離なのでつい手先で打とうとすると、ボールが飛びすぎたり打点も安定しない
手を脱力させてクラブヘッドの重さで振る
このドリルの目的は、クラブヘッドの重さを利用して打つ感覚を身に付けることです。
普段手や腕の力で打っている人にとっては長い距離を打つより、この短い2ヤードを打つ方が難しく感じるかもしれません。振り幅は太ももの外側(7〜5時)くらいです。ここに自分の力を加えると飛びすぎてしまうので、完全にクラブヘッドの重さだけで打つことが必要になります。
「打つ」というよりもクラブヘッドを「落とす」という感覚が近いです。
ですからクラブヘッドの重さを感じる必要があり、そのためには手を脱力させなければいけません。手に力が入るとアプローチでダフりやトップなどのミスが出やすいです。クラブに任せて打てれば、短い距離でのミスが激減します。
POINT:クラブを反対に持って振るとヘッドの重さをより感じられるようになる
クラブを反対に持ってグリップの重さを感じて振るには、手の力をほぼ0にする必要がある。手に力が入りすぎてしまう人は、このドリルをすることで、正しい力感が分かる