※ハルカさんはホストの彼氏と7年間同棲、店に通うために風俗嬢になった。ホストと同棲解消後、陸上自衛隊に勤務する男性と付き合うが…

人妻・ハルカの恋愛歴

「年下。5つ下の人で、陸上自衛隊の子。1年くらい続いたかなあ。彼が途中で長崎に異動になっちゃって、私が長崎に行ったりとかしてたのね」

「いつまで風俗で働くんだ」夫から見下されても性的なことが“好き” 結婚してもやめられない人妻風俗嬢ハルカの恋愛遍歴_1
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「彼とはどうして別れたの?」

「それは……いや、プロポーズされたんですよ。『長崎に来ない?』みたいに言われて。でも、そっちに行っても知ってる人とかいないし、若いから働かなきゃいけないでしょ。で、スタイリストの勉強を始めたばかりだし、それもなくなっちゃうんだって思ったら、ねえ……。そのときはそこまでの情熱がなかったの。で、『ごめん、行けない』でお別れしちゃった」

やがて専門学校を卒業したハルカだが、スタイリストの世界は、その仕事内容や待遇を含めて、予想していた以上に厳しいことを思い知る。挫折した彼女がまたもや選択したのは、〝勝手知る〟風俗の世界だった。

「渋谷のイメクラで働くようになって、そのときは仲良くなった店のボーイさんが、私の部屋に転がり込んでくることとかあったんだけど、まあ、問題ありの人で……ははは。別に女がいると思ったら、もっとたくさん女がいたの。その人とは3か月くらいかな」

間もなく30歳というとき、友だちの集まりで飲んでいたハルカは、自分と同じ××(町名)に住んでいる男性と知り合う。

「こんど××で偶然会ったらお茶しましょうって話してて、本当に偶然会ったのね。それで連絡先を交換して……それがいまのダンナさんとの出会い」

「そのときハルカさんはなにをやってると話してたの?」

「ふつうに派遣でバイトしてるって。事務をやってるって話してたのね。向こうは飲食店を始める前で、会社員をしてた。で、何回か会ううちにお互いの家を行き来するようになって、3、4か月くらい経って、これだったら一緒に住んじゃったほうがよくない?って話になって、同棲するようになったの」

「その時期って、風俗の仕事は週にどれくらい出てたの?」

「週4日くらいかなあ」

「通勤のふりをしてたわけ?」

「だからあ、もう自分から言ったのかな。わりと早めの段階で。じつはこういう仕事してる、みたいな……」

周囲を気にする必要はないにもかかわらず、ハルカは最後の部分を小声で言った。私は彼女が夫に風俗の仕事の話をしているとは知らず、素直に驚いた。