「寝たからって大金を支払ってくださるほど、簡単な世界ではない」
前回のインタビューでは、今年10月に公開された映画『ル・ジャルダンへようこそ』などの話を聞いた。秋吉久美子や鈴木砂羽なども友情出演したその映画の反響はどうだったのか?
――映画制作にはご出資もされて挑んだということで、反響はいかがでしたか?
上映回数は14回だったのですが、すべてほぼ満席ということでした。あら、大成功〜! と思いきや、『ル・ジャルダン』には在籍ホステスが140人いて、その子たちが毎日お客様を連れて見に行ってくれていたので、ほぼうちの女の子とお客さんで埋まっていたのかもしれません(笑)。
――それは逆にすごいです(笑)。
14回のうち、8回も別のお客さんと行ってくれた子がいましてね。その子は11月に売上No.1となり、ものすごい数字を叩き出してくれて…。やっぱり売れる子というのは、そういうマインドなんですよね。お客様をうまくお誘いして、何度も観た映画でも、まるで初めて観るかのように感動したり、あるいはお客様と一緒に楽しんだり。
――前回の記事で、銀座の「枕事情」的なことにも触れていただきましたが、あの記事へのお客様からの反響は?
銀座のお客様たちって社会的な成功者じゃないですか。そういう人たちって、アンチや嫉妬を全身に浴びてきた人が多いんですね。だからこう、炎上している望月、批判を浴びている望月の姿を見るのは大好きみたいで(笑)。みなさん褒めてくださいましたよ。
――どんな方が、どのように褒めてくれたのですか?
それこそ、某偉い政治家さんとか、上場企業の社長さんたちは「いい記事じゃないか」と。記事に対し炎上しているコメントに関しては「アンチ上等じゃん、目立って良かったね」って。
お褒めくださった方たちはちゃんと記事を読んでいるので、「書いてる内容は真っ当なこと言ってるし」と。だいたい、ああいう炎上コメントをされる方は、ほとんどがタイトルしか見ていなかったり、斜め読みだったりするじゃないですか。
――そういう人たちは確かに多いかもしれません。
「そりゃ客と寝るでしょうね。じゃなきゃ男性は大金を払わない」なんてコメントされてる方もいました。でもお言葉ですが、残念ながら寝たら大金を支払ってくださるなんて、そんな簡単なお客様は少ないです。銀座のお客様方は、お金に不自由しているわけでもなく、女性の身体にも困っていません。そもそもお金を出して買える女性の体は安いんですから。