「くれくれ星人」を卒業しよう

どうしても、みんなから好かれようとしてる人や、嫌われないようにしてしまう人は、好かれようとしている時点で「自分から好きになろうという意識」が低いことに気づきましょう。

「好かれたい」「嫌われない」の主体は相手であって、自分ではないですよね。好きになってほしい、愛してほしい、と外側から自分に向かう矢印です。

よく言われる「くれくれ星人」なのです。そうではなく、自分から外側に向けた矢印に変えてほしいのです。

「もっと自分から周りの人を愛そう」「どうやったらもっと愛を注げるか」という視点に立ってみましょう。

そうしたら「みんなから好かれたい」という、しょうもない気持ちはなくなります。それと同時に、好きな人しか周りにいない状況が出来上がることでしょう。

さりげなく、でOK

誤解している人がいるのですが、苦手な人や交流を続けたくない相手に対して、「もうあなたとはサヨナラです」ということをわざわざ明確に言う必要はありません。

・さりげなく距離を置く

・さりげなく相手にしない

・さりげなく既読スルー

こういったことを駆使していけば、自然と距離はできるもの。

苦手な相手が距離を詰めてきたときは「ごめんなさい。でもそれは私できません」と言いましょう。

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一旦、謝りながら、断固拒否。

むきになって言い返したりすると、そこでまた相手は面白がってきたりするので、相手にしないことが大事です。

目的意識をしっかり持ちましょう。自分が得することを最優先しましょう。

すると、あなたに合わない人は減っていきます。

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