年収1300万円の美人でも婚活市場で需要なし?

「こういう女と結婚したい男がいたら至急私に求婚してください」

今年5月。この一文とともに、細かい文字でびっしりと自身のプロフィールが書き込まれた、一枚のイラストがXに投稿された。

話題になった投稿されたイラスト
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投稿者は、漫画家のあんじゅ先生。累計40万部を超えるベストセラー『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』(サンクチュアリ出版/共著:大河内 薫税理士)の著者であり、堀江貴文や田原総一朗の書籍で挿絵を担当するなど、数々の作品を手がけている。

あんじゅ先生は漫画家でありながら、そのルックスとプロポーションを活かし、イメージDVDや写真集も発売。SNSでは合計10万人近くのフォロワーを抱えており、インフルエンサーとしても活躍の場を広げている。さらに年収は1300万円だそうで、これは日本の成人女性全体の0.8%に該当するのだとか。

投稿されたイラストをリアルに再現してくれた漫画家・インフルエンサーのあんじゅ先生
投稿されたイラストをリアルに再現してくれた漫画家・インフルエンサーのあんじゅ先生

これだけハイスペックなら、わざわざ婚活をアピールするイラストなんて投稿しなくてもいくらでもお相手がいるのでは。そんな、誰もが抱く素朴な疑問を本人にぶつけると、あんじゅ先生は「いやいやいや!」と強く否定した。

「フリーランスなので出会いの場が少ないというのもありますし、飲み会があったとしても、口説かれることとかまったくなくて。年齢とキャリアを重ねるにつれ、軽いノリで寄ってくる男性が少なくなったんです。

20代の頃は大学職員をしていたのですが、逆に当時はめちゃくちゃモテていました(笑)。やはり男性にとっては『年収1300万円フリーランス36歳』より『年収400万円大学職員25歳』のほうが魅力的に映るんでしょうね」