周りを愛する人こそ自分を優先

とはいえ、やっぱり自分が得をすることに抵抗があるという人は多いですよね。それは結局のところ、愛が足りないからではないかと思うのです。

自分に対する愛も、周囲の人に対する愛も、です。なぜなら、再び強調しますが、自分が得をすることで、自分と自分の大事な人たちをもっと幸せにできるんですよ。

その覚悟と決意があれば、得をすることにコミットするのがいかに愛とイコールか、おわかりいただけると思います。子どもの頃はそうだったはず。

それでもまだ抵抗感を感じる人はいますよね。

損得勘定“だけ”で人と付き合ってもいいシンプルな理由…お金に限らず、「あの人といると心地いい」は、結局自分の得になっている_3

ただ、自覚してるかどうかはさておき、私たちは子どもの頃からほとんどみんな、損得で人間関係を選んでいるはずなんです。

損得とはお金のことだけではなく、「あの人といると心地いい」「あの人といると楽しい」「あの人に○○をしてあげている自分が好き」などは全て自分の得ですよね。

「損得勘定抜きに……」なんていうのが美徳みたいな風潮がありますが、自分の得を追求しましょう。