「これまで支えてもらった恩返しをしたいと思って手伝うことにした」

――加護さんだけではなく、ご家族や周囲の方にも影響がありましたか。

実はこの件をきっかけに旦那さんの体調が悪くなってしまったんです。旦那さんにもFLASHさんから連絡がきていたんですが、旦那さんは私が反社と付き合いがあることは絶対ないとわかっていたし、『韓国旅行のことは知っているし、俺が行けって言ったんだから』って答えたようです。でもそれも一切聞いてもらえなかった。気持ちが届かなかったことで旦那さんが精神的に落ち込んでしまって、以前のように仕事ができなくなってしまいました。

子ども2人を育てるのにはお金もかかるのに、私の仕事もなくなったうえに、旦那さんの収入も減ってしまったんです。自分のせいでこんな状況になってしまったと責任を感じました。生きるうえで頼りにしていた旦那さんが変わってしまったところに対して、自分もすごく怖くなっちゃった。未来が怖くなって、本当にもう落ち込みました。

「もうメチャクチャ」加護亜依(36)が写真週刊誌報道に反論60分。“夜のオンナ”転身と韓国・反社同行旅行報道に「さすがに我慢できません」でも…「あれから初対面の方の指を見るようになりました」_4
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――今回のインタビューは、今回報じられた飲食店で行なわせていただきました。お店の手伝いをすることになった経緯を教えてください。

旦那さんが体調を崩して、私の仕事もなくなり、家族や親戚の支え合いがより一層強まりました。自分の仕事も激減し、働きたかったんですけど、なかなかお仕事に就けるということができなくて焦っていました。
芸能生活24年目に入りますが、どうしても25周年に向けてがんばっていきたいと思っていたところだったので、芸能じゃなくても今できることをしたいと考えていました。

そんななか、義理の妹が飲食店をオープンすることになり、これまで支えてもらった恩返しをしたいと思って手伝うことにしたんです。義理の妹から給与ももらっていないし、友達や知り合いが来店するときに週1、2くらいでバーカウンターに立っている形です。毎朝息子のお弁当を作っているので、もちろん毎日はいられないです。家族に恩返ししたことが、どのような意図で“夜の女に転身”とか“スクープ撮”なのか、まったくわからないですね。

集英社オンラインは加護との韓国旅行に同行した友人女性にも話を聞いた。友人女性の証言も「記事の内容が事実とまったく違う」であった。加護は「悪いイメージが払拭できていないことを再確認した」とも話す。だが、そもそもなぜスキャンダルが常に彼女に付きまとうのか、本人に“分析”してもらった。

#2に続く

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班