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ホスト通いで変わっていった娘

会社員のシゲルさんは仕事が忙しく、娘の教育は妻にまかせきり。それでも娘のマナミさんが「ホストと付き合っている」と聞いたときは、衝撃を受けた。

「マナミは妻の教育もあって、幼いころから穏やかで優しく、女の子らしい子どもでした。それだけに、妻からホストと付き合っていることを聞いて、騙されているのではと心配になりました」(シゲルさん、以下同)

ホストの沼にハマってしまったマナミさん(両親提供。以下同)
ホストの沼にハマってしまったマナミさん(両親提供。以下同)
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その心配が現実のものとなるまで、そう時間はかからなかった。

「マナミがホスト通いで朝帰りが多くなってしばらくして、今度は名古屋に引っ越すと言い出しました。もちろん反対しましたが、あるとき娘からの電話でR(ホストの彼氏)も電話口に出て『娘さんのアパートの保証人になってほしいので、お父さんお願いします』なんて堂々とした口調で言うんです。そのときは突っぱねましたが、結局『Rが家賃を一部負担する』という条件で丸め込まれてしまいました」

マナミさんとR
マナミさんとR

Rの影響で髪を染めるなど、どんどんと派手になっていくマナミさんを見て、シゲルさんは「水商売の女性のようになっていった」と振り返る。事実、そのころのマナミさんは保育士を辞め、“副業”と称して風俗で働いていた。