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みなさんはこんな配色をTwitterで見かけた事はあるでしょうか?
絵文字や数字だけのツイートをたまに見かけると思います。いったいこれの正体はなんなのかと気になっていた方もいるのではないでしょうか?
これはズバリ『Wordle』というアメリカで生まれたゲームなのです! 最初にこのWordleがどんなゲームなのかを軽くご説明します。
まず目的は「答えとなる5文字の英単語を当てる」ことです。
どのように当てるかというと、回答をすることで得られるヒントから絞っていきます。
『マスターマインド』『ヒットアンドブロー』と呼ばれるボードゲームのようなルールとなっており、
回答した英単語と使ったアルファベットとその位置がともに一致した場合は🟩、
使ったアルファベットは一致していて位置が違う場合は🟨、
答えに使用されていないアルファベットは⬛で示されます。
例えば上の画像、1手目の回答 "EARTH" ではE, T, Hが黒、A, Rが緑になっているので答えは "○AR○○" のような形になることが分かります。2手目のPARCHではCが黄になっているので、答えは "CAR○○", "○ARC○", "○AR○C" いずれかの形ということになります。
このように絞り込んでいき、6回以内に正解の英単語を出せばクリアとなります。
シンプルなルールですが、たびたびTwitterのトレンドにWordleがあがり、日本でも多くの人がプレーしているという一大ムーブメントを起こしているのです。
なぜここまで流行したのか? ルールがわかりやすいというのも一因だと思いますが、「問題を解く体験を世界中のみんなとシェアできる」というのが一番大きいでしょう。
Wordleは1日に1回しかプレイできず、同じ日であれば答えとなる英単語は全世界で共通となります。さらに、問題を解く過程でヒントとして出された色はSNS上でシェアできるため、どう苦戦したのかを共有できるのです。これこそがWordleの最大の特徴です。
そんなWordleですが、今では様々な派生作品も生まれているのをご存じでしょうか?
ベースのルールがシンプルであるがゆえに派生がかなり作られやすく、「ルールは同じで英単語を日本語など別のものに変える」パターンや「英単語だけど元のルールを少し変える」というパターンもあります。
この記事ではその派生の一部を紹介します。
英単語で遊ぶ
hello wordl
本家では正解が5文字で固定となっていますが、こちらは文字数を4〜11文字から選んで遊べます。また、1日に何回でも遊べるフリーモードもあります。
Dordle
こちらは本家Wordleとルールは同じですが、2つの正解が設定されており、どちらも回答しなければクリアとなりません。判定の際に使う単語は毎回同一でなければならないので、どの単語を出せば効率的にヒントを得られるかを考えながらやらなければクリアは厳しいです。
ABSURDLE
答えが確定しておらず、AIが最もクリアから遠ざけるように正解を変えていくというWordle。ただし一度出た判定(色)はそれ以降覆らないので、いかに1通りになるように他のパターンを潰せるかが大事。
仕様上、他の人と同じ問題に取り組むことはできませんが、1日に何回でも遊べます。
Crosswordle
こちらは最初から答えとなる英単語とヒントとなる色が表示されており、答えを導くまでの過程に使用した英単語を埋めていくという、いわば「逆Wordle」です。
Wordleのルールに従って単語を埋めなければならないので、本家よりも語彙力が必要となります。本家のWordleでは物足りないという上級者の方にオススメです。また、1日に何回でもプレイできるアンリミテッドモードと自分で問題を作って共有できるビルダーモードがあるので、好きなだけ遊ぶことができます。