「看護婦の態度が気に入らない」と入院を拒否
――着拒まで……。いったい離婚に至るまで何があったのですか?
いろいろありすぎて……。
でも、一番の原因は、これまでもインスタで発信してきたとおり、杏里の睡眠薬のオーバードーズによる痙攣や引きつけなどの発作や情緒不安定、攻撃的な言葉などです。
彼女は僕と出会う前から、おそらく10年近く、2種類の強い睡眠薬を服用していて、それを1日数十錠単位で飲み続けていました。
僕は何度も止めましたが「うるさい!」「やめたくてもやめられない」「何がわかるんだ」と口喧嘩に発展してしまうので、それも言えなくなってしまいました。
――これまでも何度か痙攣などを起こしたと報じられていました。
まさにオーバードーズを日常的に繰り返すなかで、5月には処方薬を一切飲まずに過ごして離脱症状がおき、緊急搬送されてしまいました。
そこで1日だけ緊急入院したのち、精神科のある都内の大手病院を紹介されて、そこで入院をすすめられたんですが、「看護師の態度が気に入らない」と拒否。
そのくせ睡眠薬を処方してもらうために、1日に何軒も心療内科に行く日々を送っていました。
――睡眠薬に依存しているような状況だったんですね。
はい。僕も何度か彼女の代理として睡眠薬の受け取りを手伝いました。杏里のためにならないと思っても、そうする他なかったんです。
――杏里さん自身は、自分の状態を改善させたい気持ちはあったのでしょうか?
あったのかもしれないけど、改善させるための行動はしてなかったと思います。
僕は杏里の付き添いでいろんな医者と話しましたが、結局は本人が断薬したい、よくなりたいと強い意志を持って行動しなければいけないと言っていました。
僕が何を言おうと本人しだいだと。