アンケートやカウンセラーなどで簡単に解決できる問題ではない
2年生の女子生徒の母親(40代)は職場を早退して保護者会に駆けつけたという。
「かなりショックな事件なので仕事を早上がりして出席しました。にこやかで口調も柔らかな校長だと思っていたので、反動でなおさら気持ちが悪いです。担任や学年の先生たちは、生徒に真剣に向き合ってくださっているのを知っているだけに、これだけ大きく騒がれて対応に追われているのは気の毒です。でも、5年間も務めた校長なので、三原台中でも被害があったかどうかはハッキリさせてほしかった。まだ警察の捜査中なんでしょうけど、早くわかる日がくるといいですね」
3年生の女子生徒の母親(40代)は、子供たちへのケアが不十分と感じたようだ。
「みなさん、ふだんの保護者会とは雰囲気が違って落ち着きがなく、気が立ってるお父さん方も見受けられました。これだけ事件として騒がれて子供たちへの影響があったらどうするんだという指摘だったり、教育委員会の対応が遅かったんじゃないかという意見も出ました。対応の遅れは被害者の方との兼ね合いもあったのかもしれないですけど、子供たちへの影響、ケアに関しては不安が残るのが本音です。アンケートやカウンセラーなどで簡単に解決できる問題とは思えないし、そこに納得してない保護者が多数いた気がします」
保護者会は21時ごろまで続いたという。
新学期早々に発覚したハレンチ校長の性犯罪の後始末は、当分片付きそうにない。
※「集英社オンライン」では、今回の事件について取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。
メールアドレス:
shueisha.online.news@gmail.com
X(Twitter)
@shuon_news
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班