「ドンキで万引きしまくっていた」
「彼氏が途絶えたことはない」とワル自慢

欲望のおもむくまま、あてどない日々を過ごした男女。その原因となった浅沼容疑者の「ホスト狂い」とはどんなものだったのか。大阪時代にホスト繋がりで一時は友人関係にあったという20代の女性が、集英社オンラインの取材に怒りをにじませながら語った。知り合ったきっかけはSNSだったという。

「昨年の4月から7月ぐらいまで一緒にホストクラブに行ったり、かんなが『自宅』にしていた難波のウィークリーマンションに泊まりに行ったりしてました。SNSで知り合って居酒屋でサシ飲みしたときは『フレンドリーで明るい子だな』という印象しかありませんでした。ずっとニコニコと笑っていたし、『前からお店(ホストクラブ)で見ていて、仲良くなりたいと思っていたので嬉しいです~』と言ってました。

でも、だんだんとお酒が入っていくうちに自慢話も多くなってきて、『私○○(過去の担当ホスト)のために100万使ったんだ~』とか『前に通っていた店では○○と○○の太客してて~』と、嬉しそうに“ホス狂アピール”するようになりました。A容疑者は彼女の担当で、ノロケていましたが、あまりいい噂は聞こえてきませんでした」

浅沼容疑者(知人提供)
浅沼容疑者(知人提供)

「かんな」のアピールにはそのうち「ワル自慢」も混じるようになった。

「高校時代にかなりヤンチャしていて、沼津のヤンキーグループに所属して『保険証を偽装して居酒屋に飲みに行ってた』とか、『ドンキで万引きしまくっていた』とか、犯罪自慢が多かった。ドンキではiPhoneフィルムやケースの他にも、化粧品や靴も盗んでいたらしく『靴なんて店内で履いちゃえば絶対にバレないよ~』と言われたときは思わず引いちゃいましたね。

あと、『高校時代は彼氏が途絶えたことはない』とか『ヤンキーの先輩とばかり付き合ってた』とかモテ自慢も多かったですね。実家についても、『両親は静岡で大きな会社を経営している』とよく話していました」

自分を「盛る」ことに腐心していた「かんな」は、何で生計を立てていたのだろうか。

沼津警察署(撮影/集英社オンライン)
沼津警察署(撮影/集英社オンライン)

「私と出会ったころは『今は脱毛サロンで店長やってるよ~』と言ってましたが、その前は一時期、梅田のホテヘルで働いていたそうです。でも、彼女を知っているホストがその脱毛サロンに確認しにいくと、どうやら3カ月だけバイトしてただけで、店長というのは嘘でした。

あと、彼女は沼津にいたころからパパ活をしていたと言っていたし、『今日泊まりに行ってもいい?』と聞いても『ごめん今日はパパが来るからダメ』と返信が来ることも多かった。当時、彼女はパパ活の定期のお客さんがいたんですけど、その人に家の鍵を借りているから、『こっそり忍び込んで金目のモノを売払おう。そのお金で一緒に東京に行こうよ!』と誘われたことがあって、『本当にヤバイ女だな』とドン引きしたこともありました」