全国展開を視野に、10年で100店舗を目指す

2月のオープンから約3カ月。売上は好調で、特に女性客が圧倒的に多いという。

「美味しいだけではなく、美容やアンチエイジングにつながることが、牡蠣という食材の魅力ですからね。ファミリー層の多い世田谷を選んだのも、ティファニーブルーを基調とした内装も、すべて女性客を意識したものなので、概ね戦略通りに事業を展開できていると感じています」

現在は、オペレーションの改善や、商品の拡充を進めつつ、世田谷区内に二号店の出店を計画中だ。さらに10年以内に全国で100店舗以上の出店を目指すほか、牡蠣の成分を活かした美容製品の開発も視野に入れているという。「牡蠣という食材には、それくらいのポテンシャルがあると信じています」と、吉沢さんは自信を滲ませる。

そんな吉沢さんに、最後に殻付き牡蠣のおすすめの食べ方を伺ってみた。

世田谷のド真ん中で24時間「牡蠣」を売る! 異色の無人販売店が登場_e

「まずはガンガン焼きですね。もともとは漁師さんたちが、一斗缶でつくっていた郷土料理なのですが、深めの鍋があれば家庭でも簡単につくることができます。洗った牡蠣を蒸し焼きにするだけのシンプルな料理なのに、見栄えもする最高のごちそうです。
それとぜひ試していただきたいのが、ガンガン焼きで残った汁でつくるラーメン。お酒を飲んだあとのシメとして、これ以上のものはちょっと思いつきません。もちろん、これからの季節であれば、バーベキューで殻ごと牡蠣を焼くのもいいでしょう。ぜひもっと気軽に、牡蠣を味わっていただければと思います」