同調圧力からノーマスクに踏み切れない?
結果は以下のとおり。
職場や学校 8人
近場での買い物 64人
イベント・ライブ・映画館 31人
旅行や遠出の買い物 32人
通勤・通学路 0人
※複数回答可
「近場での買い物」が満票の64票だったのに対し、「通勤・通学路」はなんと0票だった。
コメントを見ても、
「学校や通学電車内、イベントはどうしても人が多いのでマスクは必要だけど、人の少ない場所や自宅周辺の散歩くらいはマスクなしで歩きたい」(20歳女性・大学生)
「うちの会社は強制出社だから、他の社員のことを考えると出勤時にマスクは外せない。ただ、近場のコンビニに行く時くらいは外してもかまわないのでは? 自宅の庭みたいなものじゃないですか」(24歳男性・会社員)
と、“人の少ないところ”や“自宅に近いところ”ではマスクなし生活を望む声が聞かれた。そう考えると、「通勤・通学」がマスク必須と考える人が多いこともうなずける。
また、同調圧力からノーマスクに躊躇する人も少なくない。
「マスクなし生活を送りたいのが本音。でも、学校や交通機関など、公共性とか協調性が求められるところではどうしても周りの視線が気になってしまう。先頭を切ってマスクを外す勇気はありません」(21歳女性・大学生)
「もうすぐ新社会人なので、マスクを外すかどうかは職場の雰囲気を見て決めたい。率先してマスクを外して、上司や同僚から目をつけられるのは嫌ですから」(22歳男性・大学生)
「仕事が関わってくると、同僚や取引先に何を言われるかわからないからノーマスクは怖い。会社関係者と顔を合わすことのないプライベートの時だけ外します」(24歳女性・会社員)
さまざまな事情から、もはや切っても切れない関係となってしまったともいえる「日本人」と「マスク」。政府から緩和の方針を打ち出されてどうなっていくのか。しばらくは混乱と困惑が続きそうだ。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班