防衛費の財源確保のためのたばこの増税をどう思う?

金額については以上の結果だったが、そもそもたばこの増税についてはどのように考えているのか。

「毎年、毎年何かしらたばこの値段が上がってますけどね、それだけ税金をとっているにも関わらず、喫煙場所を減らしているのが納得できない。喫煙者のための設備にもお金を使ってほしい。今回の防衛費増額の件でたばこの増税案が決定しましたが、防衛費とたばこの何が関係あるんだと言いたい」(64歳男性・会社員)

「防衛費が大事なのはわかりますが、なんだかたばこが狙い撃ちにされてる感じはありますよね。取りやすいところから取るんでしょうね。年々たばこを吸っている人って減っていますし、お店でも施設でも吸えるところがどんどんなくなっていってますよね。
たばこだけに煙たがられてるというのはわかるんです。吸わない人からしたらたばこをいくら増税したってもっとやれやれって感じなんでしょうし」(35歳男性・フリープログラマー)

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減る喫煙所

「気づいたら600円ですもんね……。次に気付いたら1000円になってそう。増税すること自体は仕方ないと思いますけど、明らかにたばこだけ増税の回数多すぎ。最近の喫煙者は分煙を守って他の方に迷惑をかけないようにしてるし、たばこが本当に楽しみだという人がいることもわかってほしい」(40歳女性・パート)

愛煙家の多くは多少の増税は仕方ないが「増税しすぎ」と感じている意見が多かった。

手巻きたばこの男性も複数いた。「低コスト」と手巻きたばこ独特の「香り」が魅力だとか
手巻きたばこの男性も複数いた。「低コスト」と手巻きたばこ独特の「香り」が魅力だとか
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日々喫煙を取り巻く環境は変わっていくが、広がる分煙義務化の波や増税と愛煙家にとってはまだまだ逆風が続きそうだ。

取材・撮影・文/集英社オンライン編集部ニュース班