避妊インプラント

結局、コンドームとピルだけ? 選択肢が少なすぎる避妊後進国、日本。注射、インプラント、パッチ…世界はこんなに進んでる!_4

こちらは皮下にマッチ棒ほどのインプラントを埋め込む避妊方法。利き腕ではない方の二の腕に入れます。その避妊効果が続く期間はなんと3〜5年! 避妊成功率も99.9%と極めて高く、「今は絶対に妊娠したくない」と考える方にはかなり期待できる方法。ただし、途中で避妊をやめたければ、インプラントを抜けばまた妊娠ができるようになります。

避妊効果の持続期間の長さや避妊効果の高さはうれしいポイントですね。

避妊パッチ

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最後に紹介する「避妊パッチ」は、なんと皮膚に貼るだけ。腹部、肩、腰のいずれかに1週間貼り付けておくというもので、これも前出の避妊リングのような3週間・1週間の使用サイクルがあります。ピルと同様、月経困難症の改善や月経コントロールにも有効です。

ピル服用時と同じ副作用が起こる可能性はありますが、貼り替えは1週間に1度でOK。普段は服に隠れているところに貼るので、日常生活で貼っていて目立つこともありません。

ここまでで紹介した方法は、膣用コンドームを除いて日本では未認可であり、認可されている国でも、医師の診察や処方箋が必要となるものです。個人輸入して副作用が出ても、日本では補償されません。安易な購入は絶対に避けましょう。