半年に一度はしっかり見直そう
自分が契約しているサブスクを洗い出せたら、あとは取捨選択を行っていくだけです。
金額やサービス内容など、解約する基準はさまざまですが、ポイントとなるのは、やはり自分が「どれくらいの頻度で使っているか」になるでしょう。
特に筆者の場合は、仕事で使用するツールはまだしも、契約している映像配信系サービスがあまりにも多すぎます。そこで、まずは契約している映像配信系サービスの利用頻度を、自分なりに整理してみました。
一番利用頻度が高い。週2〜3回はログインしている。
●Amazonプライム・ビデオ(500円/月)
月に2〜3回はログインしている。
●Disney+(990円/月)
2〜3ヶ月に1回ログインするかどうか。
●FOD(976円/月)
1年で1回ログインするかどうか。
●Paravi(1,017円/月)
直近1年以上ログインしていない。
●Abemaプレミアム(960円/月)
サッカーW杯を視聴するために加入。終了後、ログインしていない。
●DAZN(3,000円/月)
週に1回ログインするかどうか。
●SPOTV NOW(1,300円/月)
週1〜2回は必ずログインしている。
●WOWOW(2,530円/月)
直近半年ログインしていない。
改めて一覧にしてみると、なんとまぁもったいないことを…。筆者が日常的に使っているのはNetflixとSPOTV NOWのみで、それ以外のサービスは、使用頻度を考えると正直まったくコストに見合っていません。
Abemaプレミアム以外は加入してから1年以上経過しているので、2022年だけでも12万円程度はほぼ「垂れ流してしまった」と言えます。
サブスクを取捨選択する際は、自分なりにルール付けをするとよいでしょう。たとえば筆者の場合は、「毎週必ず使うサービスだけ」というラインを作りました。
サービスごとの特性(『古畑任三郎』シリーズはFODでしか視聴できない、など)はもちろんありますが、それを考えていたら、いつまで経っても断捨離できません。
特にDAZNなどのスポーツ系の映像配信サービスは、シーズンが終わったあとも、契約を継続してしまいがち。そこはサブスクのメリットである「加入・退会しやすい」という面を活用して、今後は「視聴したくなったら加入する」を徹底するようにしました。少々面倒ですが、そのほうが退会し忘れがないので安心です。
皆さんにも、せっかく加入しているのにあまり利用できていないサービスがあるかと思います。また、無料の試用期間が終わったのに、解約を忘れてそのまま料金を支払い続けているサービスなどもあるかもしれません。
塵も積もれば山となり、たとえ毎月900円の支払いでも、5年間支払い続ければ5万4000円にもなります。これを安いととるか高いととるかは人それぞれですが、どうせなら垂れ流すのではなく、もっと有意義に使いたいものです。
2023年をスッキリ迎えるためにも、年末のタイミングで、ぜひ「サブスク断捨離」にチャレンジしてみてください。
文/毛内達大