「沖縄基地問題」解決へ向けての自論

――騒動の中、10月9日にはニュース番組『ABEMA Prime』に出演し、沖縄の有識者と対峙しました。番組を見ましたが、最後まで話が噛み合ってなかった印象でした。

座り込みは1日3回で、1回10分でもいいんだって言うけれど、普通「座り込み」と言われたらずっと座っていると思うのが一般的な感覚というところがまずわかってないっていう。

「一般的な感覚でそうかもしれないんですけど、私たちはこのように考えます」とか、もしくは「座り込みっていう表現で齟齬が生まれるんだったら別の表現します」とか、一般の人の感覚に寄せることで理解者を増やすことを社会運動はやるべきだと思うんですよね。多くの人を巻き込んで、多くの人が賛成することで目標が実現できるので。

でもそれをやろうとしてないってなると「じゃあこの人たち何を目的にしてんの」と逆にわからなくなっちゃうっていう。わざと逆効果を狙ってやったのかなって、ちょっと不思議な感じがしちゃったんですよね。

基地反対運動の中で暴力があったとしても、非暴力活動の目的の中での暴力だから許されるんだみたいな表現(正確には「非暴力の運動の中で暴力を振るったこともあっただけで、非暴力の運動は嘘ではない」)を出演者の1人はしていたんですけど、いやいや暴力は暴力でしょって考える人が多いと思うんですよね。そこら辺のずれが可視化されたと思うんです。

なので、陰謀論になっちゃうんですけど、別の思惑でこの人たちは活動してるんじゃないのって思っちゃう人がやっぱり増えちゃうんですよね。本当に基地問題を解決したいのであれば、沖縄県知事ではもう無理で、日本政府をどう動かすか、もしくは裁判をどうやるかというところで戦わなきゃいけない。

日本政府を動かすためには沖縄県以外の99%の日本人にどう問題に参加してもらうかという視点にならなきゃいけないんですけど、そちら側で動いてないし、逆効果のことをしているとなると、解決が目的ではなくてやっているのかなと見えちゃうっていう。