「のんびり見てる場合とちゃうで」愛あるツッコミを受けるフジ・藤本アナの挑戦_3

試験に遅れてもいいよと言ってくれた

――大好きな世界を職場に選んだ藤本さんから、現在就活を頑張っている世代にアドバイスはありますか?

やってみよう、という気持ちって、すごく大事だと思うんです。たとえば、私は大学生の時に「テレビに出てみませんか?」と誘っていただき、「やってみよう」と思ったことが、今の仕事に繋がっています。それが自分に向いているかどうかも、やってみないとわかりませんよね。だから、楽しそう、やってみたいと思うことは、どんどんやったほうがいいと思います。

――好きなことを仕事にすることへの不安がある人もいるかと思うのですが?

私がまさしくそうでした。子どもの頃から話すことが好きだったのですが、だからこそ、仕事にしてしまったら嫌いになるのではないかと、不安だったんです。その不安を無くすために、いろんな人に話しを聞いたり、インターンシップに積極的に参加したりしているうちに「大丈夫、仕事にしてもきっと楽しい」と思えるようになりました。

――その結果、今どう感じていますか?

仕事にしたからこそ、話すことがもっと楽しくなりました。下調べや取材をして、テレビの向こうにいる方たちに伝える仕事を選んで本当によかったと思っています。

――最後に、フジテレビのいいところを教えてください。

人の温かさを感じることが多いです。実は私、就職試験の最終審査の日に、最寄り駅まで行ったところでお財布と交通系ICカードを自宅に忘れてきたことに気づいたんです。走って家に戻りながら人事の方に電話して事情を話し、「もしかしたら数分遅刻するかもしれません」と言ったら「慌ててケガをしたら大変だから、ゆっくり歩いて来てください」と優しく言ってくれたんです。幸い、試験には遅刻しないですんだのですが、あの電話でますます「絶対にフジテレビに入りたい」と思いましたね。そんなふうに、優しくて、温かい会社なのが、フジテレビの自慢です!

「のんびり見てる場合とちゃうで」愛あるツッコミを受けるフジ・藤本アナの挑戦_4
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取材・文/工藤菊香 撮影/神田豊秀

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