ところで「SOFTLY」ときたら、この時代なのにサブスクでの公開は一切なし、カセットテープとCD、レコードのみでの発売という、山下達郎でなければできないような販売形態がとられている。
レコードも含め、飛ぶように売れているというから驚きだ。
きっと僕のような後発組の山下達郎ファンも、そのセールスを支えているのではないかと思う。
僕は「SOFTLY」をCDで購入した。
相変わらずのメロウな山下達郎ワールドは素晴らしく、やっぱええなあと思いながら、繰り返し繰り返し聴いているところだ。
できれば、このまま夢が覚めなければいいと思いつつ。
嫌いだった山下達郎を今は愛してやまない理由〜私的シティポップ論
空前のシティポップブームの中、11年ぶりにニューアルバム「SOFTLY」を、異例のサブスクなしで発売した山下達郎。シティポップのキングともいえる達郎の魅力とは。なぜ今80年代のシティポップなのか。音楽に造詣の深い佐藤誠二朗氏が紐解く。
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