ゴールデン・グローブ賞授賞式で涙のスピーチ

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第77回ゴールデン・グローブ賞授賞式でのハンクス一家。左からコリン・ハンクスの妻のサマンサ・ブライアン、コリン、トム・ハンクス、リタ・ウィルソン、チェスター・ハンクス、エリザベス・ハンクス、トルーマン・ハンクス
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第77回ゴールデン・グローブ賞では、セシル・B・デミル賞(名誉賞)を受賞。2020年1月に行われた授賞式にはファミリー全員が集合し、お祝いをしていました。

44歳の長男コリンは俳優で、40歳の長女エリザベスはライター。「ヴァニティ・フェア」誌や「ガーディアン」紙に執筆しているそう。このふたりが、元妻で女優のサマンサ・ルイスとの子供です。次男チェスターは31歳、26歳の三男トルーマンは、スタンフォード大学を卒業し、現在は撮影部門で働いているよう。

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トムのスピーチを聞き、涙を拭くトルーマン(中央)と、涙ぐむエリザベス(右)
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トムは授賞式のスピーチで、「(コリンの妻、サマンサ・ブライアンも含めた)5人の素晴らしい子供たちは、みんな父親よりも賢く、人間的にも素晴らしい。僕が彼らに教えることは何もありません。そして非の打ち所がない妻のリタ。ファミリーの愛の支えなくして、今の僕はありません」と涙を浮かべて語っていました。

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セシル・B・デミル賞を受賞し、満面の笑み
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このスピーチを聞いて、会場にはもらい泣きする人が続出。セシル・B・デミル賞を受賞した俳優の中には、嬉しさを抑えて気取っている人もいます。でも、トムは大喜びして涙ながらにスピーチをし、心から「ありがとう」と感謝を伝えていました。素晴らしいキャリアを築きながらも、気取らず、おごらず、本当に素直で素敵な人。その卓越した演技力とにじみ出る人柄で、これからも魅力的なキャラクターを演じてくれるに違いありません。

文/中島由紀子 構成/松山梢

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©2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

『エルヴィス』(2022)Elvis 上映時間:2時間39分/アメリカ
センセーショナルなパフォーマンスで若者から熱狂的に支持され、一躍トップスターとなったエルヴィス。ところがブラックカルチャーを取り入れたパフォーマンスが問題視され、警察の監視下に置かれてしまう……。エルヴィスを演じたオースティン・バトラーは、ほぼ全編、吹き替えなしで歌とダンスを披露。生涯にわたりエルヴィスのマネージャーを務めた悪名高いトム・パーカーを、トム・ハンクスが演じた。

7月1日(金)より全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
公式サイト
https://wwws.warnerbros.co.jp/elvis-movie/

トム・ハンクス
1956年7月9日生まれ、アメリカ・カリフォルニア州出身。1979年に『血ぬられた花嫁』で映画デビュー。『スプラッシュ』 (1983)『ビッグ』(1988)『フィラデルフィア』(1993)『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994)『プライベート・ライアン』(1998)『キャスト・アウェイ』(2000)など出演作多数。『すべてをあなたに』(1996)や『幸せの教室』(2011)など、映画監督としても活躍している。