ココリコ『ココリコチャンネル』/チャンネル登録者数 1.41万人

知名度抜群でおもしろいのに…なぜか登録者数が伸びない芸能人YouTuber図鑑_d

お笑い界で確固たる地位を築いているココリコは、昨年11月にコンビ結成30周年を記念し、YouTubeチャンネル『ココリコチャンネル』を開設。

登録者数も再生数も決して多くはないが、アポなしグルメツアーやショートコントなど、動画のバラエティは豊か。特にふたり揃ってのコントは地上波でなかなか見られないだけに貴重だ。田中直樹の強烈なキャラと遠藤章造の絶妙な間はさすがで、クオリティは田中が出演する『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』にだって劣らない。

遠藤個人のYouTubeチャンネル『ココリコ遠藤のヘンなカタチ』は、チャンネル登録者数29.7万人となかなかの数字を獲得しているので、このチャンネルも伸びるポテンシャルは十分にある。

月亭方正『月亭方正 落語道』/チャンネル登録者数 1.12万人

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ココリコと同じく「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」レギュラーの月亭方正。2013年に芸人から落語家へと転身しており、2020年6月に落語にまつわる創作活動を発信する『月亭方正 落語道』を開設。

スベリ芸やいじられ芸の芸風の方正だが、YouTubeでは落語に真摯に向き合っている姿に良い意味でギャップあり。また落語と歌を組み合わせた「Ho-Say『看板のピン』歌」という楽曲も発表するなど落語の枠を超えた活動も。

落語や講談が若者の間で人気となっている昨今、彼のYouTubeで伝統芸能を勉強したいという層がもっと増えていく可能性もあるだろう。

テレビの世界では知名度抜群でも、YouTubeで必ずしも成功するとは限らない。しかし彼らの動画を見てみると、さすがと唸らされるクオリティで面白く仕上げられているものも多い。バズり動画が出てくれば、一気に人気YouTuberの仲間入りを果たすことだって不可能じゃないはずだ。