一時は90キロ近くに…体型への視線で失っていった自信

──現在はモデルのようなプロポーションをされています。

素二愛(以下同) ありがとうございます。ちょうど1年ほど前まで、かなりの体重がありました。最後に体重計を見たときは87キロと表示されていたのですが、もう体重計を見るのも嫌になって、それ以降は測りもしませんでした。だから正確な数字はわからないんです。

──体重計を見ないようにしてからも、食べ続けた。

そうですね。感覚でしかありませんが、90キロくらいまでは増えていたと思います。

衝撃的なビフォーアフターで話題の素二愛さん
衝撃的なビフォーアフターで話題の素二愛さん
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──もともと食欲旺盛だったんですか。

旺盛ですね。小さい頃から、「お腹いっぱい」という概念がないというか。「あぁ苦しいな」とは思うのですが、それで「やめておこう」とならなくて、美味しいから食べてしまう……みたいなことの繰り返しでした。太り始めてからは、「食べるのをやめないと」と思っていても食べたいので、泣きながら「もう一口だけ……」とかつぶやいて、パンの耳をかじるみたいなことをやっていましたね。

──いつぐらいから体重が増え始めたのでしょう。

17〜18歳くらいだと思います。当時、ずっと70キロくらいだった体重が数ヶ月で80キロまで増えたのを覚えています。前から食欲は旺盛だったのですが、現実の苦痛を忘れるためにそれがさらに加速してしまいました。

体重が増えながらもアイドル活動を続けた
体重が増えながらもアイドル活動を続けた

──「ショックだな」「不便だな」と感じることはありましたか。

たくさんありましたね。笑えるものだと、本当に漫画のようにしゃがんだ瞬間にズボンが尻のところから裂けたり(笑)。

私は身長が170センチと女性にしては高いため、横にも広がると非常に“迫力”が出てしまうんです。知らない人からすれ違いざまに「でかすぎ」と言われるのは日常茶飯時でした。

アイドル活動をしていたこともあって、メンバーが順番にしゃがんだ状態からジャンプする演出があったのですが、私が跳んだら最前列のお客さんがとてもびっくりした表情になったこともあって……申し訳ないなと思いました。

祖母ととても仲がいいのですが、母には「これ似合う」「これ可愛い」と洋服を選んでくるのに、私には「これならXXXLだから、入るんじゃない?」と薦めてきたこともあって。洋服のデザインや絵柄よりも、まず「入るかどうか」で選んでいるなと感じてしまい、少しショックでしたね。

──自信を失いますね。

知らない人からだけでなく、ずっと一緒にいた家族からも“デブ”として見られているのかもしれないということがショックでしたね。もともとファッションが好きだったこともあり、実際に入る洋服がどんどん減っていくことにも焦りを感じていました。

私が自分に対して自信がなくなったことで、素直に人の言葉を受け止められなくなっていたと思います。