立憲組の行く先は「社会党」か「ほぼ公明党」か、資金繰りの厳しい無所属か
今後、中道はどこに進んでいくのか。
新党構想のほかに取りざたされているのが、イメージを刷新するための党名変更や、公明だけの早期合流だ。
ただ、こうした手法には党内からは戸惑いの声も……。
「立憲民主党の創設者、枝野氏は『コロコロ党名を変えたり新党を作ったりするのは、有権者の信頼を失う』というのが持論だった。
たしかに、中道改革連合ができて間もないのに党名を変更しても、有権者からの期待は集まりそうもない」(中道落選者)
参院の立憲が合流に慎重なため、公明だけの早期合流も取りざたされているが、その構想にも「公明が立憲を乗っ取り、飲み込んでいく」との冷ややかな見方が。
「衆院も公明系が立憲系より多いし、そこにさらに参院の公明議員20人以上が加われば、公明系が立憲系の2倍以上いるような『ほぼ公明党』になる。
街頭では『立憲から中道に行った人は政策を曲げた』『みんな創価学会の信者になったのか』と言われるし、左派色が強い参院立憲組は後からなんてますます合流しにくくなるのでは」(立憲自治体議員)
そうなると、参院に残る立憲や、いまだ様子見が多い中道の立憲系落選者たちの行方どうなるのか。
全国紙政治部記者は「中道は公明の現職が多く、立憲系が公明に乗っ取られたような状態になりそうないっぽう、立憲は左派色が強くなり、幅広い支持を集められず“社会党化”して先細りしていく可能性がある。
だからといって無所属は資金面で厳しい。政治団体を作った枝野氏の動きも注目されているが、2017年に立憲を立ち上げたときにかなりの借金を負っており、資金的に新党結成は厳しいはず。立憲系の人たちはどの選択をしてもいばらの道となりそうだ」とみる。
中道・公明・立憲の行く末は……。7月の通常国会閉会後にも、どのいばらの道に進むか、それぞれの選択が迫られそうだ。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













