クラファンは好調も、厳しい懐事情 公明の“乗っ取り”状態が徐々に
立憲が中道から距離を置いていることで、遠のく中道・立憲・公明の3党合流。
こうした状況にしびれを切らし始めているのが、公明だ。
公明にとっては、中道への合流は支持母体の創価学会幹部も含めて決めたことであり、参院も含めた合流は既定路線。
いっぽう、中道に合流した立憲側にとっても、早く公明の力を借りたいところだ。
中道は衆院選前の立憲と公明の合計議席数よりも大幅に議席数を減らし、衆参合わせた議員数が国民民主党を下回って野党第2党扱いに。政党交付金は年間数十億円規模で減少した。
クラウドファンディングは予想を上回る好調ぶりで9000万円以上(2026年6月4日時点)を集めているが、政党交付金の減少額と比べると焼け石に水。
クラファンも「公明側支持者からの寄付も多いのでは」との推測も出ている。
「民主党時代から使っている党本部が入るビルは借りる面積を狭くして、代わりの場所として賃料のかからない国会議員会館を使ったり、電気はなるべく消したりして、とにかく支出削減に必死。
国会でも、公明の力も借りて再び衆参合わせて野党第1党になり、存在感を発揮したいところだ」(立憲関係者)
こうした中で、「早く事態を打開したい。立憲が中道への合流をしぶるなら、3党で全く新しい新党を作り直すのでもいい」と、中道や支援団体の中でささやかれ始めた「新党」構想が報道されることに。
ただ立憲系ベテランからは「小川代表からは新党の話なんて全然聞いていない。いったいどうなっているのか……」との声が漏れる。
立憲の自治体議員からも「3党で一緒になったところで見栄えがよくない。各地から『中道結成で失敗したのに、あんなことをまたやるな』という声は出るだろうし、一緒になるくらいなら元の立ち位置でそのままやり続けるほうがやりやすい」と、懸念が広がっている状態だ。













