読書好きだから出版は「夢のような気持ち」

上白石萌音は読書好きとしても知られ、NHK『あさイチ』の読書特集では、本を「買う」のではなく「連れて帰る」と表現したことでも話題を集めた。本に向き合うその言葉遣いに、「本への愛情が伝わる」と共感の声が多く寄せられた。そんな上白石にとって、自著の出版は特別な意味をもつもの。

実際に刷り上がった書籍を手にした心境を問われると、「本が大好きなので、自分の名前が載った本が出版されるというのはこの上ない喜びで、夢を見ているような気持ちです。すごく誇らしい」と率直な喜びをにじませた。

「連載は毎回本当に楽しくて、素敵なチームでいろんな料理を囲んできました。この一冊は私にとって卒業アルバムのような存在。ページを開くたびに、そのときの記憶や空気感までよみがえってくる。今日は一緒に連載をつくったスタッフのみなさんが集まっているので、この後みなさんにサインをしてもらおうと思っています」と語り、作品が自身の歩みを刻んだ大切な記録であることを強調した。

書籍『Bite! The World 上白石萌音と世界をガブリ!』より 撮影/横山創大
書籍『Bite! The World 上白石萌音と世界をガブリ!』より 撮影/横山創大

撮影の日は朝食を抜いて臨んでいたといい、「毎回撮影が楽しみで、お腹をペコペコにしてお店に入り、思いきり食べて、帰ったらそのまま眠る。これを仕事といっていいのか迷うくらい幸せな時間でした」と笑顔で振り返る。

さらに、「どのお店も温かく迎えてくださって、洋服を提供してくださったブランドの方々も含め、本当にたくさんの方の力で成り立った企画です」と、関係者への感謝も口にした。