5000万円を費やした“ホスト通い”の始まり

約4年間で5000万円以上を費やしたホストとの関係は、どのように始まったのか――。

マナミさんが伊良波容疑者と出会ったのは2019年夏頃。

当時マナミさんは保育士として働いており、ホストクラブに対しても「怖い場所」「自分には関係のない世界」という印象を持っていたという。

しかし交際相手との別れをきっかけに始めたマッチングアプリで、“りおん”と名乗る男性と知り合った。

「顔が好みだったこともあって連絡を取り合うようになったそうです。最初は普通に食事へ行く関係だったと聞いています」(大山家を知る関係者)

伊良波容疑者は宮古島出身
伊良波容疑者は宮古島出身

プロフィール欄には「職業=ホスト」と書かれており、当時のマナミさんはホストクラブへ行くことに強い抵抗感を持っていたという。

それでも数回目のデートで、伊良波容疑者が働く店へ足を運ぶことになった。

「本人は『店には行かない』と言っていたそうです。ただ、『働いている姿を見てほしい』と言われて入店したと聞いています」(同前)

この来店が、その後のマナミさんの人生を大きく変えてしまった。転機となったのは、初めてシャンパンを注文した夜だった。

「彼女はりおんに頼まれ、比較的安価なシャンパンを入れたといいます。すると店内のホストたちが次々と席に集まり、マイクを使った“コール”で場を盛り上げてくれた。保育士として働いていた日常では経験したことのない世界だったようです。

後に周囲に『ディズニーランドみたいにキラキラした場所だった』と話していたこともあり、かなり印象的な体験だったようです」(同前)

初めて入れたシャンパン、ホストたちの全力のコールを見て「楽しい」と思ってしまったという
初めて入れたシャンパン、ホストたちの全力のコールを見て「楽しい」と思ってしまったという

警戒心は薄れ、次第に伊良波容疑者が働く店へ通うようになったという。

そんな中、“ホスト通い”に拍車をかけたのは、新型コロナウイルスへの感染だった。

マナミさんは長期間にわたって微熱や倦怠感が続き、保育士として働き続けることに不安を抱いたという。

「体力的な問題もあったと聞いています。将来への不安も口にしていました。気晴らしというか、現実を忘れるために店へ通っていた面もあったと思います」(同前)

当然ながら、ホストクラブに通うためにはお金が必要だ。より短期間で高収入を得られる仕事を探した結果、マナミさんは風俗業界へ足を踏み入れた。